この記事では、神田昌典さんの著書『マーケティング・ジャーニー 変容する世界で稼ぎ続ける羅針盤』を紹介します。
本書は、著者自身の20年以上にわたる経験や知見を元に、
- ビジネスモデルの構築プロセス
- 自己の成長過程における8つの分類
- トップマーケターの20年分に渡る仕事のエッセンス
が凝縮された1冊です。
経営者であると同時にマーケティングの専門家でもある神田さんが、これまでの経験を踏まえて語る本書は、
- 新しいビジネスモデルを構築したいと考えている方
- 自己成長の明確な指針を探している方
- 成功者の事例を数多く知りたい方
にオススメです。
それでは、本書で学べることや魅力について、この記事で詳しくお伝えいたします。
著者 神田昌典さんについて
開成中学校・高等学校を経て、1987年、上智大学外国語学部英語学科卒業。1989年、ニューヨーク大学経済学修士（MA取得）。1992年、ペンシルベニア大学ウォートン・スクール経営学修士（MBA取得）。
大学3年のときに外交官試験に合格し、4年次から外務省経済局に勤務。戦略コンサルティング会社、米国家電メーカー・ワールプール・コーポレーションの日本代表として活動後、1998年、経営コンサルタントとして独立。
2007年、株式会社ALMACREATIONSを創設し、コンサルティング、執筆、講演、講師活動等を行っている。『GQ JAPAN』（2007年11月号）では、日本のトップマーケターに選出。2012年度、アマゾン年間ベストセラーランキング・ビジネス部門で第一位。著書累計出版部数は350万部を超える。
2013年、米国より招聘され、自ら開発した思考法『フューチャーマッピング』の講座を開催したところ、世界から集まった知的プロフェッショナル200人の間で大絶賛のスタンディングオベーションとなり、2014年からは全世界展開されることになった。
2018年、世界的権威あるマーケティング・アワードであるエコー賞の国際審査員を務める。ビジネス分野のみならず、教育界でも精力的な活動を行っており、現在、非営利活動法人KNOWSの理事を務める。
Wikipedia
本書では、神田さんがどのようにして成功したかが書かれています。
彼の成功の背景には、努力と情熱、そして市場に対する深い思考の積み重ねがあります。
彼が手掛けた商品やサービスは、多くの人々の生活に影響を与え、彼が提供するコンサルティングサービスは、多くの企業の成長に貢献しています。
本書で学べること
ビジネスモデルの構築プロセス
神田さんは商売を作り上げていく過程をマーケティングピラミッドとして提唱しています。
マーケティングピラミッドには3つのステージがあり、
- 第1ステージ：収益をもたらすビジネスモデルを作る道筋
- 第2ステージ：顧客を創造するメッセージを作る道筋
- 第3ステージ：社会を形成するリーダーシップを作る道筋
として紹介しています。
本書では第1ステージの『収益をもたらすビジネスモデルを作る道筋』にフォーカスして書かれています。
この第1ステージこそがビジネスの土台となるため、成熟した事業のリニューアルでも、新規事業であっても理解しておくべき道筋となっています。しかも、本書では神田さんが手がけた事例を32種類も使って詳しく解説してくれるので、情景がイメージしやすくなっているので、理解がすすみます。
成長過程が8つに分類されている
ビジネスマンが成長するにあたって、8つのプロセスがあると本書で書かれています。
このプロセスを各章で実例をもとにしながら詳細に解説されています。
各章の見出しがこちら。
- 1.市場：すでに日常にある、未来への突破口
- 2.隙間：圧倒的に勝利する、隙間を探す決意
- 3.顧客：顧客の痛みを感じなければ、道は閉ざされる
- 4.着想：再現性ある着想力をマスターする
- 5.調整：他者を巻き込み行動するために、チームを組む
- 6.経済：予測可能な成長をもたらす、集客モデルを組み立てる
- 7.協力：顧客を創造するために、仲間と結束する
- 8.突破：事業成功は、社会建設へのアプローチ
本書を読めばこれらのプロセスが何を示すのかが理解できます。
これらのプロセスを理解することで自分がどの段階にいるのかを認識できます。
その結果、道筋が見えているので難しい案件でも粘り強くプロジェクトをすすめることにつながります。
トップマーケターの20年分の仕事が凝縮されている
あなたの会社で勤続20年以上の人っていますか？
おそらく何人かは顔が浮かぶと思います。
では、その人たちから仕事のエッセンスを教えてもらうことはできますか？
多くの人が、『それは無理。』と答えるでしょう。
過去の栄光にすがった自慢話を聞かされたり、そもそも忙しくて時間をとってもらえなかったり、話が合わなかったり、といろんな理由があると思います。
しかし、本書を読めば神田さんが手がけた成功事例を32種類も知ることができます。
しかも、体系立てて教えてもらえます。
これってすごいことだと思いませんか？
こんなことは大企業の研修でない限り、ほぼ不可能です。
なぜなら、教える側にもセンスが必要とされるからです。
相手の理解度を推測しながら、ちょうどいいレベルの課題を設定する…なかなか難しいことです。
本書の内容を理解し、実践すれば自分だけの『変容する世界で稼ぎ続ける羅針盤』が手に入ります。
本書のクチコミ
『マーケティングジャーニー』の良いレビューを10個紹介します。
「初心者にもわかりやすく、実践的な内容で、自分のビジネスにもすぐに役立てられる書籍でした。」（30代男性）
「最新のマーケティングの動向についても触れられていて、非常に参考になりました。」（20代女性）
「ビジネスオーナーとしては、自分のビジネスに活かせるアイデアがたくさん得られました。」（40代男性）
「著者の豊富な経験に基づくアドバイスが、非常に参考になりました。」（50代女性）
「ビジネスに必要なマーケティングの基礎を、まとめて学べる書籍でした。」（20代男性）
「マーケティングの専門家ではない私でも、わかりやすく書かれていて、とても勉強になりました。」（30代女性）
「事例が多数掲載されているため、実際のマーケティングの現場をイメージしやすかったです。」（40代男性）
「マーケティングの手法に加え、マインドセットの部分にも注目されていて、非常に意義深い書籍だと思います。」（20代女性）
「自分が担当しているプロジェクトに直接応用できるアイデアが満載でした。」（30代男性）
「ビジネスを始めたばかりの人には、ぜひ読んでもらいたい書籍です。」（50代女性）
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最後に
今回ご紹介した書籍はこちら。
神田昌典さんが執筆した『マーケティング・ジャーニー 変容する世界で稼ぎ続ける羅針盤』です。
今回紹介した内容があなたのお役に立てれば幸いです。
ではまたっ！